東京・南麻布の住宅街にひっそりと佇む「茶禅華(さぜんか)」は、日本で唯一の“ミシュラン三つ星”中国料理店です。
旧大使館公邸を改装した一軒家で、川田智也シェフが掲げるキーワードは「和魂漢才」。日本の食材や感性と中国料理の技法を融合させた“日本の中国料理”として、国内外の食通から熱烈な支持を集めています。
Contents
茶禅華とは?──広尾の邸宅でいただく「和魂漢才」の中国料理
お店のコンセプトと「和の心を添えた中国料理」
店名「茶禅華」は、茶・禅・華(中国)という3つの要素を重ねた造語。ミシュラン公式でも「料理とは自然と人の調和」と捉え、中国で学んだ技法に日本の風土と精神を重ねた料理と紹介されています。
「和魂漢才」とは、中国から伝わった技術や文化(漢才)を、日本的な感性(和魂)で昇華するという思想。川田シェフは、中国料理の力強さと、日本料理の“引き算の美学”や繊細さを同時に表現しようとしています
広尾・南麻布の閑静な住宅街に佇む邸宅レストラン
住所は東京都港区南麻布4-7-5。広尾駅から徒歩9〜10分、白金高輪・麻布十番からも徒歩圏内で、周辺には有栖川宮記念公園や各国大使館が並ぶ落ち着いたエリアです。
大使館公邸を改装した一軒家レストランで、門構えからして静かな非日常感。外観のグレーの壁に「茶禅華」の文字が柔らかく光り、店内は和モダンのしつらえに、九谷焼など選び抜かれた器が映える“茶室のような空気感”が漂います。
コース料理と代表的な一皿
季節の食材を活かしたおまかせコースの流れ
料理はおまかせコース一本勝負。旬の食材を中心に組み立てられ、献立は四字熟語のような漢字4文字で表現されるのが特徴です。
序盤はお茶を使った素麺やスープなど、身体をゆっくり温める穏やかな皿からスタート。中盤に春巻きやチャーシュー、雲白肉などのシグネチャーが続き、後半にフカヒレや肉料理、締めの麺・飯、そして杏仁豆腐をはじめとするデザートへと流れていきます。全体として“抑揚のあるドラマのような構成”と評されることが多く、一皿ずつの記憶がつながっていく感覚があります。
雲白肉片・麻婆豆腐など、ファンが絶賛する名物料理
代表的な皿としてよく名前が挙がるのが、四川の伝統料理をアレンジした「雲白肉」。極薄に切った豚バラ肉を美しく重ね、茄子や野菜とともに盛り付けた大皿料理は、豚の旨味としなやかな茄子が一体となる“必食の一皿”と語られています。
また、締めに追加できる麻婆豆腐も人気。香り高い山椒と奥行きのある辛味、挽き肉の旨さが際立つ一皿で、ご飯との相性も抜群と口コミで高く評価されています。
上海蟹シーズンの特別コースについて
秋には、上海蟹を主役に据えた特別コースが登場します。紹興酒に漬けて旨味を引き出した蟹や、蟹味噌を使った春巻き、スープなど、多彩な構成で一匹の蟹を堪能できると評判です。
この上海蟹コースの時期は一年の中でも特に予約が集中し、「この季節を狙って毎年予約する」というリピーターも少なくありません。
お茶とペアリングの楽しみ方
「茶禅華」の名前に込められたお茶の世界観
茶禅華のもう一つの主役が「お茶」です。緑茶、烏龍茶、白茶、紅茶、黒茶など多彩な中国茶や日本茶を、コース料理に合わせて順番に合わせていく「ティーペアリング」が用意されており、これを目当てに訪れるゲストも多いと紹介されています。
一杯ごとに香りや温度、抽出時間まで緻密に設計されており、料理の余韻を引き出したり、次の皿への橋渡しをしたりと、ワインとはまた違う“静かな高揚感”を楽しめます。
中国茶・日本茶・アルコールのペアリング例
ティーペアリングに加え、ワインや日本酒とのアルコールペアリングも可能。例えば、前半は繊細な白茶や烏龍茶、中盤の力強い料理には赤ワイン、終盤にはプーアル茶など熟成感のあるお茶を合わせるなど、ゲストの好みに応じた提案が行われています。
「お茶だけ」「ワインだけ」ではなく、ティーペアリングに赤ワインを1〜2杯だけ差し込むスタイルも人気で、香りの世界を行き来するようなコース体験ができます。
空間・席・ドレスコード
カウンター・テーブル・個室の特徴と雰囲気
店内は約20席台。カウンター、テーブル、個室が用意され、窓の外には竹が揺れる中庭が見える席もあります。
カウンターでは、料理人の所作や湯気、香りを間近に感じながら、料理のストーリーをライブ感とともに楽しめます。一方、個室では大切なゲストとの会食や家族の記念日など、よりプライベートな時間を過ごすことができます。
記念日・接待での利用シーンとおすすめの座席
記念日や誕生日など「特別な一日」に利用する人が多く、静かに会話を楽しみたいならテーブル席や個室、料理の臨場感を味わいたいならカウンターがおすすめ。ビジネス接待や海外ゲストのおもてなしにも適した格式と柔らかさを兼ね備えています。
ドレスコードと来店時のマナー
公式に厳密なドレスコードは明示されていないものの、ミシュラン三つ星の邸宅レストランという性質上、スマートカジュアル以上の装いが安心です(Tシャツ・ショートパンツ・サンダルは避けたいところ)。
料理やお茶の香りを大切にしているため、香水や強い香りのする整髪料は控えめに。写真撮影も、周りのゲストへの配慮を忘れずに行うと、空間の静けさを損なわずに楽しめます。
口コミからわかる茶禅華の評判
「人生で一番美味しい」という声もある料理評価
グルメサイトやSNSでは、「人生で一番美味しいと言っても大袈裟ではない」「今まで食べてきたものが全部過去になる衝撃」といった印象的な感想も見られます。
特に、春巻きやチャーシュー、雲白肉、フカヒレ料理、杏仁豆腐などは多くのレビューで名指しされ、繊細さと力強さの同居した味わいが高く評価されています。
サービス・接客に関する口コミ
サービス面では、「一皿ごとの説明が丁寧で世界観に引き込まれる」「お茶の解説が分かりやすく、初心者でも楽しめた」といった声が多く、料理とお茶の橋渡し役としてのホールスタッフの存在感も口コミで語られています。
一方で、人気店ゆえに予約ルールが厳格であることや、時間に余裕を持って訪れる必要がある点を指摘するレビューもあり、“特別な体験の場”としての緊張感も含めて楽しめるかどうかがポイントになりそうです。
雰囲気・世界観への感想とリピーターの声
空間については、「静かで落ち着いている」「器やインテリアのセンスが良く、旅館に来たような安心感」という声が多く、料理・お茶・空間が一体となった“世界観のある店”として支持されています。
中には、「季節ごとに世界観が変わるので年に何度も通いたくなる」「上海蟹シーズンと春のコースでは印象が全く違う」といった、リピーターならではの感想も見られます。
予約方法とキャンセルポリシー
予約サイト別(食べログ・一休・ぐるなびなど)の特徴
予約は、公式サイトのほか、一休.com、ぐるなび、予約代行サービス(オマカセなど)から受け付けています。
サイトによっては事前決済や手数料が必要な場合もあり、「コース内容が固定」「キャンセルポリシーが異なる」などの違いがあるため、利用しやすいプラットフォームを選ぶと安心です。
予約が取りやすいタイミングと注意点
年間を通じて予約困難な人気店ですが、比較的取りやすいのは、上海蟹シーズン以外の平日や、少人数の予約とされています。
キャンセルポリシーは各予約サイトや時期によって異なりますが、高級店らしく直前キャンセルには高額なキャンセル料が発生するケースもあるため、スケジュールに余裕のある日程を選びましょう。
アクセス・地図・周辺スポット
最寄り駅からの行き方(広尾・麻布十番・白金台方面)
最寄りは東京メトロ日比谷線「広尾駅」。1番出口から徒歩約9〜12分ほどで、南麻布の住宅街の中にお店があります。
白金高輪駅や麻布十番駅からも徒歩10〜15分ほど。恵比寿や六本木からはタクシーで7分前後なので、遠方から訪れる場合はタクシー利用も便利です。
タクシー利用時の目印と所要時間
タクシーを利用する場合は「南麻布4丁目・茶禅華まで」と伝えるのがスムーズ。近隣の目印として、有栖川宮記念公園やフランス大使館など大使館エリアを挙げると、運転手にもイメージが伝わりやすくなります。
食後に立ち寄りたい周辺スポット
食後は、有栖川宮記念公園を散策したり、広尾商店街まで足を延ばしてカフェやワインバーで余韻を楽しむのもおすすめ。六本木ヒルズや東京ミッドタウンまでもタクシーですぐなので、夜景や美術館と組み合わせて“美食とアートの一日”を組み立てるのも素敵です。
よくある質問(Q&A)
予算の目安と支払い方法
ディナーのおまかせコースは、サービス料込みで一人あたり数万円台が目安。ワインやティーペアリングを加えるとさらに予算が上がるため、トータルでは“特別な日の投資”として考えるとよいでしょう。支払いはクレジットカード対応で、詳細は予約サイト・公式情報を事前に確認するのがおすすめです。
アレルギー対応や苦手食材の相談
アレルギーや食べられない食材がある場合は、予約時に伝えると可能な範囲で対応してもらえます。ただし、コース全体の構成が緻密に組まれているため、“なんでも変更可”ではなく、事前の相談が必須です。
記念日・プロポーズでの利用は可能?
記念日や誕生日のお祝い、プロポーズで利用するゲストも多く、メッセージプレートやサプライズの相談にも応じてもらえるケースがあります。予約時に「記念日利用」であることをきちんと伝え、無理のない範囲で希望を共有すると、お店側も配慮しやすくなります。
――
茶禅華は、“中華の三つ星”という肩書き以上に、料理・お茶・空間が一体となった総合芸術のようなレストランです。
「いつか特別な日に行きたい一軒」として、行きたい店リストの最上位にそっと入れておきたくなる存在と言えるでしょう。

シルクロードで料理は繋がっていて
互いに影響を受けていると語っていた
川田シェフの料理は
まさに、こちらを訪れる為に
旅する価値のある店。
Best 50 Asian restaurant
に選ばれるお店だなと、お店を出た後に
こそ、振り返ることができる
レストランだった。
茶禅華上海蟹コース口コミ
茶禅華さんは、予約が取れない店なんです。
常連さんは、3.4か月に一回いらっしゃる
とのこと。

龍吟で修行された川田シェフ、師匠から贈られた特大のお皿がお出迎えしてくださいました。大阪のHajimeさんとの繋がりも深い龍吟 山本シェフとの繋がりを大事にされている気持ちが伝わってきました。
茶禅華といえば、気仙沼の高品質の鮑を乾燥させたものに
3日間かけて戻して提供されている?鮑が
有名ですが、食べたいと思った時には
だめかな?と逡巡していたのですが
2週間前くらいにお伝えすれば
ご提供頂けるとのこと?こちら確認

黄金皮蚕ピータン
ピータンって言うと、卵が出てくるかと
思いきや、このぷるぷるする繊細な細工が
見ているだけで楽しい
蟹黄春卷
味が3層になって楽しめるシソなどが
1/3に入っているとの事
以前はカットされて提供されていましたが
こちらも、あげた後に、よく油を取り除いている
ため、手で持って食べるように言われましたが、
全然手がベタつかない………
こういう一つ一つが一流たる所以なんだろと
思います。
紹興酒を使ったおすとめすの蟹
5日間紹興酒に漬けて供される
上海蟹は、蟹味噌も食べたことのない
コクのある美味しさで絶品でした。
香辣
ベルガモットのさわやかな酸味とこりこりした
クラゲの食感が楽しめるメニュー
雉肉の雲呑
さっぱりした味で、雉の肉を楽しみながら
野菜の出汁がカブから出て、
とても美味しい
雉(キジ)の澄んだ味わいと香りを表現した清湯
季節の香りを添えて
Pheasant Clear Soup with Wonton
Clear broth represents the bright taste and delicate aroma from pheasant.
Follow by a touch of scent from seasonal ingredients.
茶禅華さんのインスタグラムより
蟹肉入り鳥の辛味唐揚げ

これは、唐辛子なのですが
さぞや、お高い唐辛子なのですかね?
とお尋ねしたところ、いや普通の
唐辛子ですとおっしゃって

唐辛子といえば、こんな感じで
育つわけで、それが、こんなに
贅沢に使われて何株分?と
お尋ねしたくなりましたが、控えました。
たべるところは、この出ている2本の
足なんですけどね。だから、つい
この唐辛子、この鶏肉たべたら
どうするんですか?
と尋ねたところ
廃棄します とおっしゃって
え?って思ったら
お持ち帰りになられますか?
って聞いてくださったので


頂きますとこたえました。
皆さま、割とお土産にされます
っていわれたので
こういうのも楽しいな
って思いました。
火鍋とか、ペペロンチーノにするのが
おすすめだそう。うちの辛いのが
苦手民を徐々に平気民にしなくては
鶏肉は、グリルではなくて揚げてあるそうで
中に蟹の身が入っていて
パリパリして最高に美味でした。
洋梨
まるくくりぬいた洋梨を
箸休めに
なんのスパイスかを調べる
白子入り蒸し蟹の蟹味噌あえ
蒸し蟹が三層になっていて
そのままいただいたり、味をつけたりして
頂きます。
上海蟹の蒸蟹
蟹味噌、身、足、最良の火入れを追求して
In pursuit of the best way to cook the miso, meat and legs.
蟹味噌のフカヒレあえ

日本のサメは、ヒレだけとって捨てる国が
多い中で、全身をりようしているとのこと
肉厚で、しっかりしたお味のフカヒレでした。
蟹味噌和えご飯の白トリュフがけ

大根餅
茄子と豚肉の薄切り
ラーメン
胡麻のアイスクリームのいちじく和え
ばらのお茶をそえて
杏仁豆腐

Cherry blossom boardで
あたたかい杏仁豆腐は、ただの
杏仁豆腐ではなくて
もちもちしていて
上新粉?だったかなを
利用しているとのこと
ココナッツ団子栗シュレッド

少しづつ中国茶についての
見識も広げていきたいと
考えました。
2026年の福袋で探求するものは
中国茶に決定しました。
3分で完売する人気商品です。
https://x.com/tamaki_deluxe/status/1741764500590940390?s=46
茶禅華ティーペアリング口コミ・感想

まず、最初に提供されたのが、
お茶を微炭酸で割った
スパークリングティー
とても、品が良くて
シャンパンも良いけどアルコールが
苦手な人にも、楽しい雰囲気を
味わって貰える飲み物として
良いなと思いました。

茶禅華さんの素晴らしい所は、お茶だけでは
なくて、茶器です。
スタッフの皆さんが、買い付けに
行かれているようで
一つ一つのクオリティーが
最高に良くて、彫刻してある茶器
絵が、美しいものなど様々にありました。
お茶の味もさることながら
一つ一つのお茶を料理にあった種類の
お茶と器で提供される努力は、
まさに、芸術的でした。
茶禅華の中華料理。日本の食材の良さを引き出す
上海蟹は、上海で食べたものとは
違った味で、茶禅華さんが
かかげられている
その土地の素材を使用した
中華料理を標榜されていらっしゃるって
こういうことなんだなとおもいました。
中国政府に、上海蟹を輸出しないって
言われたら入ってこない食材ですか?
豊洲で売ってますか?
あんまり、見たことなかったから
聞いてみたら
いや、これは、売ってませんと
おっしゃって。まあ、入ってこなく
なってしまいます。
繁殖力が強いんで、死んでいるのを
確認しないと紐が切れないのだとか
我々は今、上海蟹を使用していますが
日本料理ですと、いまは、ふぐが美味しい
時期ですよね?
でも、やはり、中華といえば
上海蟹ですから、この時期は
我々は、上海蟹を使うのです。
中華料理は、味を素材に入れていく料理
ですから、いまの時期をすぎて
ふぐの味が、淡白になってきましたら
我々は、ふぐのメニューを提供するのです。
まとめ
茶摘みをした経験など、当時はなぜ
こんな事をさせられているのだというような
経験が、役に立つ事もあると思った。
個人的には、1980年から比較して日本で
収穫される魚が70%も減少している事に
問題意識を感じでらっしゃる事が
なんだか、一番嬉しかったです




