
小田原蒲鉾は鈴廣さんが有名ですね。日本酒との
ペアリングや、カナッペのように使って食べる方法を
提案したり、ちくわや蒲鉾?を作る体験サービスも
提供しています。
エレンナゴッソというレストランとカフェが併設した施設では、鈴廣の商品をたくさん試せます。楽しいです。
こうやって書いていくと小田原には鈴廣さんしかない
イメージもあるかもしれませんが、手焼きの商品を販売している井上蒲鉾さん(山口県のお店とはちがいます)
様々な店舗があるので、小田原城の帰りに立ち寄るのも
おすすめです。
Contents
小田原蒲鉾の完全ガイド|歴史・名店・観光・お土産情報まとめ
神奈川県小田原市は、城下町としての歴史だけでなく、蒲鉾(かまぼこ)の町として全国に知られています。
この記事では、小田原蒲鉾の歴史、名店(鈴廣・かごせい・鱗吉・井上蒲鉾 ほか)、観光体験、お土産としての選び方、さらには美味しい食べ方までを徹底解説します。
初めて小田原を訪れる方も、何度も足を運んでいる方も、この記事を読めば小田原蒲鉾を最大限楽しめます。
小田原蒲鉾とは?特徴と魅力
小田原蒲鉾は、相模湾で獲れる新鮮な魚と、箱根の伏流水を活かして作られる伝統的な練り物です。最大の特徴は、弾力のある歯ごたえ(コシ)と、魚本来の旨み。
一般的な蒲鉾に比べて、弾力と透明感のある断面、きめ細かな舌触りがあり、一度食べると「これぞ本物」と実感できます。
- 板わさで食べれば素材の良さがストレートに伝わる
- 炙り蒲鉾にすれば香ばしさと旨みが広がる
- おでん・天ぷらにすれば味わいがさらに深まる
小田原蒲鉾は、単なる食品を超え、地域の歴史と文化を象徴する食材として発展してきました。
小田原蒲鉾の歴史
蒲鉾は室町時代から食べられていた記録があり、江戸時代には「板にのせた白身魚の練り物」として祝いの席に欠かせない存在となりました。
小田原は港町として漁業が盛んで、良質な白身魚が豊富に獲れたこと、さらに箱根の清水が製造に適していたことから、蒲鉾産業が栄えました。
明治・大正期には「小田原蒲鉾」として全国に名が広まり、戦後も保存料を使わない自然な製法が評価され、高級蒲鉾の代名詞に。
現在では、観光と一体化した「かまぼこ通り」や体験型施設を通じ、伝統を守りながら新しい楽しみ方が広がっています。
小田原蒲鉾の名店紹介
小田原には数多くの老舗蒲鉾店があります。その中でも外せない代表的なお店を紹介します。
鈴廣かまぼこ
創業150年以上の老舗で、小田原蒲鉾を全国に広めた立役者。
「かまぼこの里」には博物館や体験施設、食事処もあり、観光スポットとしても大人気です。
お土産から贈答用まで品揃えが豊富で、初心者にもおすすめ。
かごせい
創業1814年、200年以上の歴史を持つ名店。
江戸時代からの製法を守りつつ、新しい商品開発にも積極的。
小田原駅前にも直営店があり、観光客でも買いやすいのが魅力です。
鱗吉(うろこき)
天明元年(1781年)創業、小田原蒲鉾発祥の店とされる老舗。
板かま、伊達巻、さつま揚げなど、職人の技が光る伝統の味を今に伝えています。
贈答用や祝いの席にもよく選ばれます。
井上蒲鉾店(神奈川県小田原市)
昭和初期創業、地元で長年愛されてきた蒲鉾店。
昔ながらの石臼製法にこだわり、魚の風味を大切にした手づくりの味が特徴です。
派手さよりも確かな品質で、知る人ぞ知る存在。地元の人に根強い人気を誇ります。
山上蒲鉾店・佐藤修商店
地元に密着した蒲鉾店で、職人が一つひとつ丁寧に仕上げる本格派。
金太郎蒲鉾などユニークな商品もあり、子どもや観光客にも喜ばれます。
小田原かまぼこ通りと観光モデルコース
小田原駅から徒歩圏内にある「かまぼこ通り」は、複数の蒲鉾店が軒を連ねる人気エリアです。食べ歩きしながら店を巡れるので観光にぴったり。
おすすめ半日コース
- 小田原駅到着 → 駅ナカで軽く下調べ
- 小田原城を散策
- かまぼこ通りで食べ歩き(鈴廣・井上蒲鉾など)
- 体験型施設で手づくり蒲鉾に挑戦
- 最後に駅でお土産を購入
朝から動ける方は、小田原漁港の市場で朝食をとってから蒲鉾巡りに出かけるのもおすすめです。
体験・学び
小田原ではかまぼこ手づくり体験が観光客に大人気です。
特に「鈴廣かまぼこ博物館」では、自分で形を作った蒲鉾を蒸し上げ、その場で味わえます。
子ども連れや外国人観光客にも好評で、旅の思い出作りに最適です。
美味しい食べ方とペアリング
蒲鉾はシンプルに「板わさ」で食べるのが定番ですが、アレンジも豊富です。
- 板わさ:わさび醤油と相性抜群
- 炙り蒲鉾:香ばしさが増してお酒に合う
- おでん:冬の定番、出汁を吸って旨み倍増
- 天ぷら:外はサクッ、中はふわっとした食感
お酒との相性も良く、日本酒はもちろん、辛口ワインやビールにもぴったり。
特に神奈川の地酒とのペアリングはおすすめです。
お土産・ギフトに最適な小田原蒲鉾
小田原蒲鉾はお土産・贈答品としても大変人気があります。
- 定番:板蒲鉾
- 贈答用:木箱入りや紅白蒲鉾
- 子ども向け:金太郎蒲鉾や動物蒲鉾
小田原駅、サービスエリア、百貨店、そしてオンラインショップで購入可能。
旅行後にリピート買いする人も多く、ふるさと納税返礼品としても人気です。
よくある質問
Q. 小田原蒲鉾はどこで食べられる?
A. 小田原駅周辺の「かまぼこ通り」や老舗各店で購入・食べ歩きが可能です。
Q. 保存期間はどのくらい?
A. 真空パックなら1週間前後が目安。開封後は早めに食べきりましょう。
Q. おすすめの名店は?
A. 鈴廣・かごせい・鱗吉・井上蒲鉾の4店は必ずチェックしたい名店です。
Q. 観光と合わせるなら?
A. 小田原城、漁港、市場めぐりと組み合わせると効率よく楽しめます。
まとめ
小田原蒲鉾は、歴史・文化・観光・食が一体となった魅力的な存在です。
老舗で食べ比べ、体験施設で学び、お土産に持ち帰れば、旅の思い出がより深まります。
神奈川県小田原を訪れる際には、ぜひ蒲鉾を通じて地域の魅力を味わってください。