【随時追記】
料理をしたり、味わうごとに
追記していきます

日本ではすっかり定番料理になっている「ハンバーグ」。
しかし世界を見てみると、ひき肉を丸めたり、平たく成形して焼く料理はさまざまな地域にあります。

肉の種類、つなぎ、香辛料、ソース、調理方法を比べてみると、それぞれの国の食文化の違いが見えてきます。

国・地域 料理名 特徴
日本 ハンバーグ 合いびき肉や牛ひき肉に玉ねぎ、パン粉、卵などを加えて焼く。デミグラスや和風おろしなどソースの種類も豊富。
ドイツ Frikadelle(フリカデレ) ひき肉にパンや玉ねぎなどを加えて平たく成形して焼く。日本のハンバーグにかなり近い料理。

アメリカ Salisbury Steak(ソールズベリー・ステーキ) 牛ひき肉を成形して焼き、グレービーソースなどをかけて食べる。
フランス Steak haché(ステーク・アッシェ) 牛ひき肉をシンプルに成形して焼く料理。肉そのものの味を楽しむスタイルに近い。
スウェーデン Köttbullar(ショットブッラル) 小さなミートボール。クリーム系ソースやリンゴンベリーと合わせることが多い。
デンマーク Frikadeller(フリカデラー) 豚肉などのひき肉を使った平たい肉団子。家庭料理として親しまれている。
ポーランド Kotlet mielony(コトレット・ミエロニ) 豚ひき肉などを成形して焼く、または揚げる家庭料理。
ギリシャ Bifteki(ビフテキ) 牛や羊のひき肉にハーブやスパイスを加えて焼く。フェタチーズを中に入れることもある。
トルコ Köfte(キョフテ) 牛肉や羊肉のひき肉に香辛料を加えて成形する。地域ごとに非常に多くの種類がある。
韓国 떡갈비(トッカルビ) 牛肉などを細かく叩き、甘辛いタレで味付けして平たく焼く料理。
ロシア Kotleta(カトレータ) ひき肉にパンなどを加えて成形し、焼いたり揚げたりする家庭料理。
イタリア Polpette(ポルペッテ) ひき肉にチーズやハーブなどを加えて作る肉団子。煮込みや揚げ物など調理法も多い。

日本のハンバーグに近い料理は?

特に日本のハンバーグと比較しやすいのが、ドイツのフリカデレとアメリカのソールズベリー・ステーキです。

フリカデレは、ひき肉に玉ねぎやパンなどを加えて焼くため、材料や作り方にも共通点があります。

一方、ソールズベリー・ステーキは牛ひき肉を平たく成形し、グレービーソースと合わせる料理で、日本のデミグラスハンバーグを連想させる部分があります。

世界のひき肉料理は何が違う?

世界の「ハンバーグ的な料理」を比べると、大きな違いは肉・香辛料・つなぎ・ソース・調理法にあります。

  • 日本:パン粉や卵を使い、柔らかな食感に仕上げる
  • ドイツ:パンや玉ねぎを使った素朴な家庭料理
  • アメリカ:グレービーなど濃厚なソースと合わせる
  • ギリシャ:ハーブやチーズを使う
  • トルコ:香辛料を効かせる
  • 韓国:甘辛い醤油ベースの味付け

同じひき肉でも、世界でこんなに違う

同じ「ひき肉をまとめて調理する」という発想でも、地域によって味は大きく変わります。

パン粉や卵でふっくら仕上げる日本のハンバーグ、スパイスを効かせるトルコのキョフテ、ハーブやチーズを使うギリシャのビフテキなど、それぞれの食文化が一皿に表れています。

世界のハンバーグを比べてみると、ひき肉という共通の食材から、それぞれの国らしい料理が生まれていることが分かります。

ドイツハンバーグフリカデレ作ってみた

ドイツ風ハンバーグ・フリカデレ(2〜3人分)

材料

* 合いびき肉:300g
* 玉ねぎ:1/2個
* 食パン:1枚
* 牛乳:大さじ2〜3
* 卵:1個
* 塩:小さじ1/2
* 黒こしょう:少々
* マスタード:小さじ1
* パセリ:大さじ1
* ナツメグ:少々
* 油:適量

作り方

1. 食パンを牛乳に浸して柔らかくし、軽く絞ります。
2. 玉ねぎをみじん切りにします。辛味が気になる場合は軽く炒めて冷まします。
3. ボウルにひき肉、パン、玉ねぎ、卵、塩、こしょう、マスタード、パセリ、ナツメグを入れます。
4. 全体がまとまるまでよく混ぜます。
5. 4〜6個くらいの平たい楕円形に成形します。日本のハンバーグより少し小さめ・平た目がそれっぽいです。
6. フライパンに油を熱し、中火で両面に焼き色をつけます。
7. 火を少し弱め、中まで火が通るまで焼いたら完成です。

ドイツでは、マスタード、じゃがいも、パン、ポテトサラダなどと一緒に食べることが多いです。

日本のハンバーグとの違いを出したいなら、デミグラスソースをかけず、マスタード+じゃがいもで食べるのがおすすめです。