
鯵(あじ)は、日本の食卓で非常に身近な魚です。
アジフライ、干物、刺身、なめろうなど、さまざまな料理で親しまれています。
しかし実は、「アジ」と呼ばれる魚には多くの種類があり、味や脂の乗り方、旬、向いている料理も大きく異なります。
この記事では、代表的な鯵の種類や特徴、見分け方、美味しい食べ方までわかりやすく解説します。
鯵は、脂ののり具合によってトロに並ぶ位
美味しくなる食材です。
Contents
鯵(アジ)はどんな魚?
アジはスズキ目アジ科に属する魚で、日本近海だけでも多くの種類が存在しています。
世界では150種類以上いるとも言われており、日本では特にマアジが広く流通しています。
アジの特徴として有名なのが、尾の近くにある「ゼイゴ」と呼ばれる硬いウロコです。
このゼイゴがあることで、他の青魚と見分けやすくなっています。
代表的な鯵の種類一覧
マアジ(真鯵)
最も一般的なアジです。
スーパーで「アジ」と書かれているものの多くは、このマアジを指します。
クセが少なく、脂のバランスが良いため、
- 刺身
- アジフライ
- 塩焼き
- 南蛮漬け
など幅広い料理に向いています。
旬は初夏から夏にかけて。
特に脂が乗った「瀬付きアジ」は高く評価されます。
シマアジ(縞鯵)
高級魚として知られるアジです。
名前に「シマ」とつく通り、体側に縞模様があります。
脂の旨味が非常に強く、寿司屋でも人気があります。
特に刺身との相性が抜群で、上品な甘みが特徴です。
一般的なマアジより価格は高めですが、その分、濃厚な味わいを楽しめます。
ムロアジ(室鯵)
細長い体型をしたアジです。
独特の旨味が強く、
- 干物
- くさや
- 削り節
など加工品によく使われています。
脂よりも香りや旨味が特徴で、地域によっては非常に人気があります。
マルアジ(丸鯵)
マアジに似ていますが、体が丸っぽい形をしています。
見分け方としては、
- 体高が低い
- 目が大きい
- ゼイゴが硬い
などの特徴があります。
味はマアジより少し淡白ですが、価格が安く流通量も多い魚です。
メアジ(目鯵)
その名の通り、目が大きいアジです。
南方系の魚で、比較的暖かい海域に生息しています。
脂は控えめですが、上品な味わいがあります。
干物や焼き魚として食べられることも多いです。
鯵の種類ごとの味の違い
アジは種類によってかなり味が変わります。
刺身向き
- シマアジ
- マアジ
フライ向き
- マアジ
- マルアジ
干物向き
- ムロアジ
- メアジ
特にシマアジは脂の甘みが強く、高級寿司ネタとしても人気です。
一方、ムロアジは旨味が濃く、加工品にすると真価を発揮します。
美味しい鯵の見分け方
新鮮なアジを選ぶには、次のポイントを確認しましょう。
目が澄んでいる
濁っていない透明感のある目が理想です。
エラが鮮やかな赤色
鮮度が落ちると茶色っぽく変化します。
体表にツヤがある
銀色の輝きが強いものがおすすめです。
身に張りがある
触った時に弾力があるものを選びましょう。
ブランド鯵とは?
全国には有名なブランドアジも存在します。
関アジ
大分県の高級ブランド。一本釣りで有名。
豊後水道は、狭くなっている場所があり
そこに、鯵が生息しており、勢いが増す場所
であるため、みがしまっており
美味しいので、ブランド鯵とされている
どんちっちアジ
島根県産。脂質基準が厳しいブランド。
生息しているプランクトン自体が栄養豊富な為
美味しく、高値で取引されている
走水・松輪の鯵
神奈川県で人気の地アジ。猿島のあたりで
収穫される、こがね鯵も脂がのっており美味
ブランドアジは脂の質や鮮度管理が優れているため、通常のアジより高値で取引されます。
鯵の旬はいつ?
一般的にアジの旬は春〜夏です。
特に初夏のマアジは脂が乗りやすく、非常に美味しくなります。
ただし地域や種類によって旬は変わります。
回遊しているアジと、沿岸に住み着く「瀬付きアジ」では味も異なります。
鯵のおすすめ料理
アジフライ
外はサクサク、中はふわふわ。
なめろう
千葉県の郷土料理として有名。
南蛮漬け
さっぱり食べやすい定番料理。
干物
旨味が凝縮される人気の食べ方。
刺身
新鮮なアジならではの贅沢。
まとめ|鯵は種類ごとに魅力が違う
アジは種類によって、
- 脂の乗り方
- 旨味
- 食感
- 向いている料理
が大きく異なります。
定番のマアジから高級魚シマアジ、干物向きのムロアジまで、それぞれに個性があります。
ぜひ種類ごとの違いを知って、自分好みのアジを見つけてみてください。

